« February 2005 | Main | April 2005 »

March 2005

March 06, 2005

インファナル・アフェアⅡ

もしも、映画館でやるなら、もう1回見に行く。映画館で見たい。
こんなにかっこいいのか、映画は。役者が全員かっこいい。映画はこんなにかっこいいものなのか。
Ⅰと違って誰が主役と言えない。Ⅰで脇だったウォン、サム。ハウもルクも。そして、ヤンとラウの若い2人。どの人物もはじめから終わりまで一滴の弛緩もない。脚本に少々無理があるのは承知。1作目の10年前なんて、しかも1作めのあとからとってつけた「過去のはなし」なんて、制約がありすぎる。しかし、その制約が役者にすばらしい緊張感をあたえたのではないか。「良い役者さんだ」と誰を見ても思える、俳優を味わえる幸福な映画だ。

若いエディソン・チャン(ラウ)とショーン・ユー(ヤン)が、ゆるみなく美しい。とくにショーン・ユーは作品の中でどんどんトニー・レオンのヤン表情になってゆくさまに心打たれる。エディソン・チャンもまた、かわいいぼうやが幸福と打算のはざまで生きるラウへと変貌してゆく姿は心憎いほど。
そしてもう一つの喜び。アンソニー・ウォンとエリック・ツァン、そしてハウ役のフランシス・ン、この大人たちのだれもに感情移入できる。これが「映画の幸福」だったのか。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

« February 2005 | Main | April 2005 »