« ゴッホ展 | Main | 初恋5  »

May 22, 2005

初恋4

vol.9(27話)。ヒョギョンとチャニョクのチュンチョンへのドライヴ、事故のため外泊したことで、2人が会っていることがヒョギョンの母に知れる。叔父ワンギの手下に襲われるチャニュク、まで。

チャヌ、あんたが好きだよ。大好きなお姉さんに「バカ」と言ってしまって、そんな自分の傲慢さに気づいても、それでも家族の全部をしょって、チャニョクとヒョギョンの逢瀬を知って、自分の行く場のない愛を見えないように封じ込めて、チャヌそんなあなたがいとおしくて。

わたしは昨夜酔っぱらってちょいと夢を見た。BYJがいなかったら、悪酔いするような夢だったな。わたしは、もしかしたら、30年前よりもずっと彼のことがよくわかって好きなのだけど、だとしたらこれはすごいことだ。10代の自分の時からわたしの「好き」は的の真ん中を射ている。それがあまりにもよくわかって、自分の幸せの中心が見えて、もしも、今、BYJがいなかったら、中心が何か見失ったかも知れない、と。

vol.10 リンチされるチャヌ。傷だらけでも、きれいなあなたはきれい。あなたが演じる人にいつも恋してる。これは私の美意識の世界の中の恋なの。それが、30年前の高校生の私から、ずっと、私の中にあり続けている私の中心なんだ。

初恋を見た後に、キムタク主演の「エンジン」が目に耳に入る。傷つかないために的をはずし続ける会話。乱暴で子供っぽい物言い。増長したお子さま社会の日本に疲れ切った中年女性が、韓国ドラマにはまるわけが透けて見える。自分の罪に正面から煩悶せずに権力に居続けた男たち。その後ろにちょこんと守られてきた思考をしない女たち。消費者として奉られてお菓子とオモチャと権利と自由と他人を嘲笑する番組と不作法と強者におもねる政治的発言をあたえ続けられた子供たち。彼らがためにためてきた幼児的な傲慢さ。今の日本のテレビにそのまま映っている。ニュースにもドラマにもバラエティーにも。

チャヌ、あなたが好きだよ。あなたを見ていると、今の私をとりまく日本の社会を忘れていられるんだ。これが「逃げ」でも、しかたがない。逃げるが勝ちのときもある。BYJ、あなたに出会っていなかったら、私の美意識は壊れていた。

|

« ゴッホ展 | Main | 初恋5  »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83948/4231545

Listed below are links to weblogs that reference 初恋4:

« ゴッホ展 | Main | 初恋5  »