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July 14, 2007

大銀座落語祭 初日

7月12日 銀座と言いながら最寄り駅が新富町という中途半端な(志の輔師匠のまくら流用)銀座ブロッサムホール。
ネットオークションでチケット入手。6列目右サイド。完売のはずが、ところどころ、空席。それが幸いして、前のぽつんと開いた空席のおかげで最後まで板の上がくっきり見えました。

1部がニュースペーパー。隣がやたらと高笑いする女性客でやや興がそがれたけど、きゃはきゃは笑うよりはかみ殺して笑える必殺政治ネタ。これやっても、まだ、大丈夫だったのかって思った。解放されたように楽しかった。そして、これがいつまで出来るんだろうって思いながら、笑っちゃった。出来る間は、笑っていよう、って思えて。

2部は上方のお三方。南光さんもおもしろかったけど、ざこば師匠が迫力あった。最初は大阪の笑いと肌触りの違いを感じたけれど、本当に上手な人は場所を選ばない。人を語るのに、東西年齢時代の違いは関係ない。

そして、真打ちは3部の志の輔師匠。半年で5回目の今年。だから、もう、師匠って呼んでも良いよね。
この日は午後早い時間に三越で大ネタをやっているはずなのに、夜、また、1時間の噺で、嬉しかった。
(後ろの席の方の話し声によれば)「柳田角之進」。

今回も後半はずっとタオルハンカチが鼻水と涙でぐしょぐしょ。落語聴きに行って毎回こうも泣くかねぇ。。。。もとろん、合間にちゃんと笑っているんだけどね。
なんなんだろう、志の輔師匠がその人物をすごく好きなんじゃないかって、思う。人物の中にある「思い」に、演じる師匠自身が惹かれているんじゃないかって。そんな気がする。
目の前に現れる人物がみな、とてもきれいな思いを持って生きている。そこが、かっこよくて、気持ちよくて。泣かせストーリーの難病やら失恋やら別れなどなどの状況シチュエーションとは無縁の、すかっとした、人間の物語。
落語を聴いているのを忘れて、一人芝居に熱中している自分。
まわりが笑っている中、ひとりぐしょぐしょにタオルを握っているのは、かなり恥ずかしい。
恥ずかしいので、毎回下向いて劇場を出ています。

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