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June 22, 2008

志の輔 独演会

6月19日(木)18:30 読売ホール 
前座・志の輔さん「四谷怪談」・三味線芸・トリ志の輔さん「蜆売り」

マクラの言葉
-お芝居が大がかりな派手なものがどんどん増えていって、
 落語は逆になぁんにも無くて、みなさんの頭の中に長屋だの川だのが見えて、
 いろんな男や女や子どもが出てきて、
 聴いているお客さんがそれぞれに頭の中で見てくれている、 
 そのなぁんにも無いところが、良いのかもしれませんね-

この言葉にいちばん涙ぐみたい気分。

本を読む楽しさ → 落語を聴く楽しさ → シンプルな芸能、文楽や狂言や舞 → 様式化された芸能、歌舞伎

一人芝居、二人芝居、ストレートプレイ

玉三郎さんの言葉
 「お客さんはわたしたちの舞や芝居を通してその向こう側にあるものを見ている」

今晩のトリは蜆売りでした。
昨年パルコで聴いていました。1年半たっている。それでも、
はなしの最初に蜆売りの小僧が出てきただけで
最後の盗賊の次郎吉の「聞きたくなかった」まで頭の中で一瞬のうちに物語が再現されて、
涙がつぅ-と出てきた。
しゃばで見る最後の雪かもしれねぇな、と見上げる次郎吉、白く降る雪、夜の闇まで、
頭の中で見ている不思議。

笑って泣けて一幕の心温まる芝居まで見て、志の輔さんの落語はお得だ!!!

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