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October 10, 2011

盟三五大切

2011年6月23日 木曜 18:30から途中20分休憩をはさみ21:40終演

コクーン歌舞伎。上手サイドの席で見やすく。

満足。予想外の充実。面白かった。きれいだった。おしゃれだった。最高のサプライズだった。

仁さまで同じ作品を見て、暗くて壮絶なはなしで・・・ちょっと苦手なはなしだな、と思っていた。
だから、あまり期待していなかった。去年玉手姫を演じて、怖い中に美しく素晴らしかった菊を見に行きました。

ところが、期待をしていなかったのがよかったのかしら。楽しかった。これは歌舞伎座の歌舞伎より歌舞伎の楽しさを満載していたのでは。

まず、串田さんの演出がすばらしい。上手舞台の前にしつらえたボックスの中にナマのチェロ。
単色のチェロの音が引き出す人間の深い心情。作品に上品さを与えてあまりある効果だった。
仁さまの油地獄の三味線を思い出した。あの緊張感を醸し出す三味線の音に匹敵する。単色ゆえの音色の表情。

役者も良かった。

勘太郎の三五郎のかろみの中のずるさ。
三五郎に身も心もゆだねながら五兵衛をだます菊のかわいらしいとまどい。

そして、橋之助さん。きれいでした。だまされてそれでもなお小万を求める。
凄絶な殺しの後、逃げたあばら屋で、
殺して落とした愛する女の首をまえに置いて、
その首の前で茶碗に盛ったご飯を食べるのです。

ただ、椀に盛った白いご飯をはしで口にはこぶのです。殺した女の顔を見て。

あの五兵衛が、忘れられない。哀れで哀れで。

女にだまされ、大事を果たせず、まお未練がましく女の首と座り飯を食う。
あんな、情けない男、私はは少しも好みでないのに、涙がつうつう落ちちゃったよ。

歌舞伎はこうだったはず。
おしゃれな光、音、衣装、殺陣と色気、人間。

これが歌舞伎だよ。
と、つくづく思い、
そして、最後にサプライズ!!
勘三郎さん、由良之助の姿で登場。病気で3月から療養中の勘三郎さん。
歌舞伎への愛が立ち姿からほとばしっていました。

楽しかったなぁ。ありがとうございました。

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Comments

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