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February 11, 2018

61歳の誕生日に

2018年2月11日 日曜日

この病気にかかって半年くらいだろうか。

高橋一生を追っている。

彼の芝居を見たくて、その欲求が満たされなくて、

それなのに連日芸能ニュースは彼の情報を流し、雑誌は彼を表紙にし、私はそれをスマホで追う始末。

ちがう、ちがう。そうではない。それではない。
元禄港歌の万次郎。レディエント・バーミンで私の膝頭の前でうずくまっていたオリー。「伊井と小野はひとつ」と宣言した政次。つばめちゃんを見つめる家森諭高。
見たいのは彼ら。役者が作品の深さと一体になるあの空気なの。別の世界が私の中で本物の世界になるあの時間。

で、病気になっている。

好きなドラマとぶつかると、「これを高橋一生で見たい」病。

2018冬ドラマは「アンナチュラル」窪田くん。好きな窪田くんがそのまま出ていてありがとう。気になっていた井浦新さんのこれは私の中で代表作になる。石原さとみもこれ。凄く良い。で、一生くん代替はない。
評判が良くて4話から見た「隣の家族は青く見える」(タイトルも妊活コメディという売り方も失敗したように思う。今の25歳以下で元のことわざ知っている子何人いるか)は「お帰りなさい。松ケン!」だったし、眞島秀和さんは彼の役を盗りたくないし。ここも一生くんの代替なし
再現ドラマ並の「わろてんか」は、ちゃんと見たい病を悪化させるばかり。

冬ドラマはこれでお仕舞いかと諦めた。そのときに。刑事フォイルと同じ枠に同じイギリスの同じテイストの同じ大好きになる予感の「刑事モース」が
始まったのが昨日の夕方。

1965年のオクスフォードの街。期待でざわざわする。

やせぎすで死体恐怖症で幼いときに死んだ母の記憶が消えてゆくことで自分を傷つけるオクスフォード大学卒なのに刑事(などという下層な職業になぜ就いている?)で胸ポケットにはいつでも出したい退職届。これは一生くんのための役です。だから、頭の中で一生くんがモースになっている。

極上の作品、完璧な役者。しかも頭の中で一生くんの佇まいを表情を完璧に妄想して、
まるで2元中継のような。不思議な体験が出来る作品。

この作品がある間は「これを一生くんで見たい」病は収まることになった。

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